中パンダイアリー

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ボーカルレコーディングでスタジオへ行ってみた

どうも、中パンダです。

今回は、別件で作っている曲のボーカルレコーディングをしてきたので、そのことを記事にしたいと思います!

 

 

スタジオを選ぶ基準

正直、スタジオを使ったレコーディングは今回が初めてだったので、どこのスタジオを使うかはかなり慎重に選びました。

当然ですが、「何を録りたいのか」、「どの程度しっかりと録るのか」によって、スタジオを選ぶ基準は変わってくると思います。一概には言えませんが、自分がスタジオ選びの時にどういった基準で選んだかを書いていきたいと思います。

  1. ちゃんと営業している
  2. ボーカル録音ができる
  3. 専属エンジニアがいる

 

ちゃんと営業している

何を当たり前な(笑)と思われるかもしれませんが、結構大事です

なぜなら、検索したら名前が出てくるけど、現在は営業していないスタジオもあるからです。このようなスタジオはたいてい、ホームページやSNSアカウントが何年も前のまま更新が止まっていたりします。

自宅の最寄にあるスタジオがそのようなタイプだったんですが、メールで予約をしたまま一向に連絡が来ず、不安に思って電話でキャンセルしようとするもつながらず、結局メールでキャンセル連絡をしました。(本当にキャンセルできたのか怪しいですが…)

家から近くにあったり、料金が安かったりで気になるスタジオはあると思いますが、そもそも営業していなかったら無意味です。

せっかくお金を払ってレコーディングするのですから、ちゃんと営業していることが確認できるスタジオにお願いしたいものです。(電話で確認するのもいいと思います)

 

ボーカル録音ができる

今回はボーカルだけを録りたかったので、ボーカル録音に特化した機材、もしくは料金プランを提示しているスタジオを探しました。

バンドのレコーディングだと、大きな部屋に入って(場合によっては個別のブースに入って)それぞれの楽器に合わせたマイクセッティングをして・・・などと非常に手間がかかります(というかこれが普通なんでしょうけど(汗))

が、

ボーカルだけとなるとこのような多くの機材や下準備も必要ありません。そのため、料金もバンドレコーディングの場合より格段に安くなる傾向があるようです。(スタジオによって料金プランは異なるでしょうが・・・)

 

専属エンジニアがいる

 セルフレコーディングという、機材の貸し出しだけを行って後は自分たちでやる、というスタジオも中には存在するようです。

しかし、自分はレコーディング初心者なので、「どのマイクがいいか」、「どんなセッティングがいいか」、「どのテイクが"いいテイク"か」がよくわかりません。

そのため、よりよいレコーディングのためのサポートをしてくれる、専属のエンジニアがいるスタジオを探しました。

 

今回、この条件に当てはまるスタジオとして、京都市南区にあるMothership Studio様のスタジオを使わせていただくことにしました。

www.mothershipstudio.jp

 

レコーディング当日

ボーカル担当とともにスタジオを訪れ、まずはコントロールルームへ

 

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き・・・機材がやばい・・・プロの現場は雰囲気からすでに違う・・・

(レコーディング後に撮らせていただいたものです)

 

雰囲気に圧倒されながらも、この日お世話になるエンジニアの方とレコーディングの簡単な打ち合わせをします。

予め作ってきた音源を渡し、それを流しながら完成形イメージをエンジニアの方に伝え、レコーディングの流れを決めます。

打ち合わせで決まったレコーディングの流れです。

  1. 最初はAメロ、Bメロ、サビ・・・と順番に最後まで録音
  2. Bメロが歌いにくいため、長さを細かく区切って重ね録り
  3. サビのハモリを録音
  4. イントロ、間奏のバックボーカルを録音
  5. 全体を流し聴きし、気になる部分を録り直し

そして、いざ、レコーディングの開始です!

 

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歌詞も印刷して万全の体制で臨みます!

 

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ボーカル録音中・・・

 

 全体で4時間程かかりましたが、1曲だけだったのでかなりしっかりしたレコーディングができました。(エンジニアの方いわく、このくらいかこれ以上時間がかかるのが一般的らしいです

録り終わったら、エンジニアの方に録音データを微調整していただき、データを受け取ります。(今回はミキシングのお願いをしていないので、波形編集はほぼありません)

 

レコーディングを終えて

今回初めてスタジオでレコーディングをしてみたわけですが、行ってみた感想としては・・・

めちゃくちゃよかったです!

 

まず、最適な機材と環境で録音しているのでノイズなどがほぼありません。別々のテイクで録った声のつなぎも自然になっていて、1発録りしたような仕上がりになっています。

エンジニアの方に若干調整していただいているのもありますが、さすがプロです。何も言うことはありません。これを自分たちでやろうものなら、ここまでのクオリティに仕上げるのは不可能だったと思います。

ここで1度録ってしまえば、仮に宅録をする場合でもこの音質を基準にレコーディングをすることができます自分でレコーディングする時の基準にもなるので、とても参考になります。(すぐには真似できないでしょうけど(笑))

また、今までアマチュア楽家としていろいろ活動してきたので、プロの現場に踏み入ったのは今回が初めてです。

スタジオに入った瞬間から漂う現場の雰囲気を初めて体感することができて、とてもいい刺激になりました!プロとしてのスピード感ある仕事っぷりも、なかなか興味深いものです。

そして、自分が思っていたよりも初心者にやさしいものでした。最初は「レコーディング」というと、どうしてもプロがやるものだという印象が強くかっちりしていて近寄りがたいものというイメージがありました。

しかし、いざスタジオに入ってみるとかっちりした雰囲気は全くなくとても和やかな感じでレコーディングが進んでいきました。これも、一度使ってみないとわからなかったことだと思います。

 

スタジオレコーディングは少なからずお金がかかりますが、最初からプロクオリティに触れることができるので、レコーディング初心者ほどスタジオで録るのをお勧めします!

初心者から中級者をすっ飛ばして、一気に上級者になれるかもしれません(笑)

機会は少ないですが、今後も積極的にスタジオを使っていこうと思います。スタジオの方々にはいろいろとお世話になると思いますが、何卒よろしくお願いしますm(_ _)m

 

ここでレコーディングした曲は今絶賛編集中で、発表はもう少し先になりますが、楽しみにしていただければと思います!

今回はこの辺りで止めておこうと思います!

 

ではではノシ