中パンダイアリー

作曲のTIPS、日々の活動など色々書いていきます。同人音楽・音楽配信等の情報もこちらに書いていきます。

2019年秋M3を終えて(CDの裏話、今後の話など)

どうも、中パンダです。 

先日10月27日に、東京流通センターでM3が開催されました。

当日参加された方々の中には、両手に抱えきれないほどのCDを戦利品として持ち帰り、今まさにそれらを堪能している方もいるかと思います。

自分もサークル参加という形で参加してきたわけですが、基本的にブースにいたので他サークルのCDはあまり買えませんでした(汗)

 

さて、この記事ではそんなM3のCD制作の裏話的なものと、今後の活動の話について少し書こうと思います。

 

CD制作の話

この日に向けて新譜を制作してきたわけですが、構想自体は5thアルバムを作り始めた直後から練っていました。

今回発表した新譜「Trail For Revival」は、悲劇からの復活というテーマで制作を開始しました。

この悲劇とは、前作の「Alive Past Tragedy」のことを指しており、今回のCDはその続編という位置づけになります。

 

また、今回は初めてボカロ曲を収録しました。

昨年のコミケC94が終わった後、こちらの記事ボーカル曲に挑戦する(いわゆる歌ものってやつです)と宣言しましたが、今回の新譜でそれを達成したことになります。

高校時代、定期テストで現代文が毎回赤点になっていたくらい国語が苦手だったので、正直作詞にはとんでもなく苦労しました(汗)

新譜を作るまでの1年弱の間、作詞の本を買って勉強したり、既存のJ-POPやらボカロ曲やらの歌詞を書き出して研究してみたり、知人のボカロPに作詞方法を聞いてみたり・・・

経験値を稼ぐために、深夜の2時間DTMでも作詞をしてみたりもしました。

最終的に3曲のボカロ曲を収録することができて、今"やりきった感"に浸っております。(笑)

 

今後の活動の話

曲制作について

今作以降、インスト曲から徐々に脱却して、ボーカル曲にシフトしていくつもりです。

実は、1stアルバムを発表して初めてコミケでCDを頒布した時から、CDを試聴してくださる方に「ボーカルは無いんですか?」と言われることが多々ありました。

これまでは、「作詞力やボカロ調声力がない」という理由でずっと避けていましたが、イベント参加を重ねるごとに少しずつ気持ちが変わっていきました。

そして、5thアルバムを一つの区切りにして、思い切って転換することにしました。

そんなわけで、次回作もボーカル入りの曲を作っていくつもりです!(インスト曲も作らないわけではないですが)

 

曲の公開について

今までは、CDに収録した曲は一切公開していませんでしたが、今後はCDが完売したアルバムを中心に、随時ネット上に公開していこうと考えています。

 

これについては、以前から「既に完売したCDをいつまでも温めておく必要があるのだろうか?」という疑問を抱いていました。

完売してもネット販売という形でアルバムを聴いてもらえる機会はありますが、現状まだまだ即売会の方が多く聴いてもらえています。

なので、CDが完売したネット販売のみのアルバムは、誰かに聴かれる機会が極めて少なくなります。

また、昨今のネット社会においては「まずは存在を知られることが大事」と言われています。

どれだけいい作品を作っても、そもそも曲の存在が知られていなければ意味がありません。

そのため、同人活動の主力は最新作に託して、過去作品は活動広報も兼ねてネット上に公開していくことにしました。

 

ただ、CDの曲を公開しても"ドネーションアルバム"という立ち位置でDL販売は継続します。

基本的に無料で聴けるけど、もし曲を気に入ってくれて、当サークルの活動を応援してくれる人がいたら、任意で買っていただきたいな…」という感じです。

 

おわりに

こんな感じで、今後とも中パンダ、およびPND音楽館の活動をよろしくお願い致します!

次回は11/23-24にAPPOLO 10、12/8に大阪難波で音けっとにサークル参加します。

また次回のイベントにてお会いしましょう!

 

ではではノシ