どうも、中パンダです。
もう3月ですね・・・早いものです。
来年度は自分も生活環境が大きく変わるため、今月は何かと忙しくなりそうです。
最近あまりブログも更新できていませんが、落ち着いたら少しずつ記事を書いていこうと思います!
さて、今回はやらかしてしまった系の記事になります(汗)
先日とある大学サークルのライブがあり、自分も出演してきました。
自分はこの中でDJをしてきたわけですが、その最中にパソコンのDJソフトに不具合が発生し、DJを一時中断してしまうという事態が発生してしまいました。
幸い身内のみのライブだったのでまだマシでしたが、これが外部のクラブで起こったら目も当てられません。
このような事態が二度と起こらないよう、トラブルの原因とその対策をこの記事に書いてまとめたいと思います・・・
起こったこと
去る3月8日、とある大学サークルにてライブがありました。
急な告知ですが、明日京都大学にて開催されるライブに出演します!
— 中パンダ@M3お疲れ様でした (@whitepanda924) 2020年3月7日
ピアノトランス系の曲をDJ形式で流すので、興味のある方はぜひ! https://t.co/PEVJe7GIcs
このライブは今年度でサークルを卒業する人が出演するいわゆる"卒業記念ライブ"で、サークル生活の最後を締めくくる大事なものです。
ライブは会場の雰囲気づくりが大事だということを、他のライブを見ているうちに何となく感じていたため、今回はソロでも雰囲気作りがしやすいDJというスタイルで参戦することにしました。
ただ、DJ機材は持ってなかったので、MixxxというフリーDJソフトをノートPCにインストールして使いました。
そして、前日までにライブのコンセプトを決め、それに沿って選曲・プレイ内容を決め、何回も練習したうえで当日のライブに臨みました。
最後くらいはばっちり決めたい
その思いは開始数分で崩れ去りました。
最初の曲から次の曲につないだ時、曲の再生がカクカクし始め、だんだんひどくなっていきました。
そのため、仕方なく再生を一時中断し、ソフトを再起動しました。
数十秒後、再び曲を流しはじめるものの、2曲目から3曲目につないだ時にまたしてもカクカクになりました。
さらに、今度は途中で再生が完全に停止し、オーディオインターフェイスも反応しなくなってしまいました。
PA担当の人に事情を伝えてスピーカーボリュームを一旦ゼロにしてもらい、大急ぎで復旧作業をしました。
この間約数分間、無音状態です
せっかくここまでフロアを盛り上げてきましたが、ノリノリで踊ってくれていた人ももはやただ茫然と立ち尽くすしかありません。
このトラブルで雰囲気は完全に台無しになりました。(MCの力があれば少しは緩和できたかもしれませんが、そんな実力は自分にはありません・・・)
復旧後、すべてを仕切り直してDJ再開です。
その後は特にソフトにトラブルが発生することはなく、最後までDJをすることができました。
原因
順調にDJプレイが出来なかったのが割と悔しかったので、帰宅後すぐにDJソフトを開き、オーディオインターフェイスやヘッドホンも繋いで問題が起こった時と同じ状況を再現しました。
Windowsのタスクマネージャーを開いて見てみると、ソフトを起動している間のGPU使用率が極めて高くなっていることが分かりました。(今回手持ちのノートPC(CPU: Intel🄬 Core i5-10210U)にはGPUが装備されておらず、CPUに搭載されているオンボードGPUによる描画となります)
この状態でソフトの再生ボタンをクリックすると、最初は問題なく曲が流れ馴染めますが、曲をつなぐために2曲同時に再生した辺りから曲の再生がカクカクになり、やがてフリーズしてしまいました。
元々GPU使用率が高い状態でしたが、この操作により負荷がさらに増え、ソフトが落ちてしまったと考えられます。
このほか、リバーブなどの重いエフェクターを多重起動したり、フィルターのツマミを高速で動かし続けても同じ現象が起こりました。
対策
1. ソフトの画面を小さくする
先ほど、GPU使用率が高いことが原因だと分かりました。
それならば、「ソフトの画面を小さくすれば負荷が下がるのではないか?」と考えました。
ソフト画面縮小イメージ
試しにソフトの画面を、表示できる最小の大きさ、最大サイズ、その中間くらいに変更してGPU使用率の変化を見てみます。
すると予想通り、画面を小さくするとGPU使用率も下がっていました。
画面サイズを小さくした状態で曲を流すことで、曲の再生がカクカクしたりソフトがフリーズする事態を避けられそうです。
自分もこの状態にしてDJプレイをしてみましたが、一度もソフトが止まることなくプレイすることができました。
2. GPUを搭載する
もしパソコンにパーツ増設ができるなら、GPUを増設することも手段としてはありです。
ただ、GPUは他のPCパーツに比べて多くの電力を必要とするので、消費電力が上がってしまいます。
そのため、今の電源ではパワーが足りなくなり、より大きな電源に変える必要がある可能性があります。
3. 有料DJソフトを買う
今回使用したソフトはあくまでフリーソフトなので、安定性を求めるなら有料ソフトを導入することも視野に入れたほうがいいでしょう。
有料ソフトで有名どころでは、Serato DJやrekordbox djといったものがあります。
4. いいPCを買う
試しに、デスクトップPC(Intel🄬 Core i7-4970K 4.0GHz)にも同じソフトをインストールして同じようにDJプレイをしてみました。
しかし、こちらではさほどGPU使用率が高くならず(最大でも使用率20%ほど)、不具合が起こることはありませんでした。
そのため、思い切ってより高性能なパソコンに買い替えることもアリでしょう。
おわりに
今回は、DJプレイ中にソフトが落ちてしまった原因と、その対策について記事を書きました。
CPUやメモリの使用量などは普段でもよく確認していましたが、GPU使用率もソフトの動作に影響を与えるというのは今まで考えたことが無く、完全に想定外でした。
この記事を通して、ソフトを動作させるにはGPUも大事であるということを認識していただけたらと思います。
また、今後は同じ事態が起こらないように対策を取ったうえで、ライブやDJに臨みたいです。
願わくば、今後何かの機会に同じ会場でリベンジもしたいものです…
そんな感じで、今回はこのくらいにしておきます。
ではではノシ