お久しぶりです、中パンダです。
約3か月ぶりの更新となります(汗)
今回は私事&割と重めな話題になりますが、同じような症状に見舞われた方の参考になればと思います。
7月22日~29日まで、大学の関係でインドネシアに渡航していました。29日の朝に日本に帰国し、家族や友人、サークルのメンバーにお土産を持っていき、土産話で盛り上がる・・・
そんな予定でした
しかし、帰国して待っていたのはあまりにも辛い現実でした。
帰国の翌日、30日の正午ごろ、妙な倦怠感を覚えた僕は念のため体温を測ってみることに。すると、38.5℃とかなりの熱がありました。
これはまずいと思い、すぐに病院へ行こうとしましたが、日曜日だったため応急外来へ行くことにしました。というのも、インドネシアを含めた東南アジアへ渡航した人が現地で感染症にかかってしまい、帰国後に発症するというケースがあると聞いていたからです。
しかし、応急外来には十分な設備がなく、翌日に改めて病院で診てもらうよう言われました。
ここから病状が急激に悪化していきました。
応急外来から帰った午後5時ごろ、改めて熱を測ってみると39.3℃になっていました。体もフラフラで立つことすらままならない状態です。それから間もなく全身の関節痛も始まりました。
午後7時ごろ、下腹部の痛みが現れ始め、その数分後に下痢の症状が始めました。それも、最初は1時間に1回程度だったものが午後9時ごろには20分に1回トイレに駆け込まなければならないほどに悪化しました。
一応、応急外来で解熱剤をもらったので、応急処置的に飲んで熱を下げることに。そしてそれが効いたのか、熱は37℃台まで下がりました。(今考えると、この措置は間違っていたのかもしれません・・・)
明日まで耐えれば診てもらえる・・・
そう思いながら、ベッドで眠りにつきました。
しかし午前1時ごろ、全身の関節痛が強烈になり、あまりの痛さで目を覚ましました。じっとしていることもできないほどに強烈で、全身の皮膚が過敏に反応しまくります。
下痢も起きた瞬間始まりました。
さらに、下腹部の痛みに加えて今度は上腹部(胃のあたり)の痛み、吐き気も始まりました。胃の中は空っぽのはずなのに、30分に1回の頻度で嘔吐、それとは別に1時間に1回の頻度で下痢をするという悲惨な事態になりました。当然寝ることなどできず、そのまま朝を迎えて病院へ直行しました。
インドネシアへ行っていたということもあり、病院ではいろいろな検査を受けました。
- インフルエンザの検査
- 検尿
- 検便
- 血液検査
- CTスキャン
- レントゲン
- 腸のエコー検査
合計7つの検査を受けました。
検査の結果、大腸のほぼ全域と小腸の一部に炎症が起こっているというもので、点滴治療と入院を余儀なくされました。
入院中に医師から言われたですが、検便からカンピロバクターが検出され、この炎症はそれが原因の可能性が高いとのことです。
潜伏期間は2~5日とあり、最初に症状が現れたのが帰国翌日であることから、渡航先で生水、もしくは生焼けの鶏肉を食べたことが原因と考えられます。
生水に関しては、水道水はもちろん、レストランなどで提供される飲み物に入っている氷も口に入れないよう心掛けていました。
可能性として高いのは、生焼けの鶏肉を食べてしまったというものです。今回の渡航では滞在中ほぼ毎食鶏肉を食べていました。特に、夕食は市内の屋台で食べることも何回かあり、屋外で食べる関係上肉の焼き加減が見分けつかない状態でした。(これはインドネシアに限らず、日本国内の店でも同様に注意が必要です)
海外へ渡航する際は、日本には存在しない感染症などに注意して行かなければなりません。滞在中の行動も、病原体をもらってしまわないよう細心の注意を払う必要があります。発展途上国は特に注意が必要です。しかし、どれだけ対策をとっても病気にかかる時はかかります。帰国して少しでも体の異変を感じたら、迷わずすぐに医療機関で検査を受けることを勧めます。そして必ず、海外へ渡航していたことや渡航地域、滞在期間などの情報を伝えてください。
結果として自分は入院治療を受けることになりましたが、3日後には体調も比較的よくなり、病室のベッドの上でこのブログを書いております。
近々退院できると医師に言われていますが、それまでに予定していた約束を全てキャンセルするのはかなり辛かったです。
1週間後の夏コミには間に合うらしいので、ブース出展はできそうです!また後ほど夏コミ関係の記事を書きます。
それではノシ
8/8追記
退院しました!