中パンダイアリー

作曲のTIPS、日々の活動など色々書いていきます。同人音楽・音楽配信等の情報もこちらに書いていきます。

MiDiPLUSプロモーションセミナーに行ってきた

どうも、中パンダです。

12月に入って、いよいよ2017年も終わりが近づいてきました。今月末の冬コミは残念ながら抽選漏れになってしまいました…2年連続です…

 

さて、12月2日(土)にMiDiPLUSプロモーションセミナーがあり、それに参加してきました!

今回はそのセミナーに行ってきた感想を書きたいと思います!

www.dtmstation.com

 

参加費は一般の方で1万円、学生の方は無料です。このセミナーでは参加特典として、指定されたMidiPLUS製品の中から1つもらうことができます。(学生は対象外ですが、希望者は1万円で"購入する"という形で製品をもらうことができます)

このセミナーは札幌・仙台・東京・大阪・福岡の5か所で開催となっています。僕はこのうち大阪での回を申し込みました。公式ウェブサイト等での募集が見当たらなかったため、申し込み時は少し戸惑いましたが、申し込みのメールを送信した後しばらくして登録完了メールがあり、開催数日前にイベントの詳細内容がメールで送られてきました。

 

いよいよ当日

内容を確認しつつ、いざセミナーへ!

 

セミナーは「作詞、作曲講座」90分とミックス講座」90分の合計180分で行われました。

 

作詞、作曲講座

講師をしてくださったのは、作詞・作曲家でプロデューサーの伊橋成哉さんです。DTMステーションでの告知でもあった通り、「偶発に頼らずにヒット曲を作るための作詞・作曲」のコツを教わりました。

 この講座の内容は伊橋さんが考える「いい曲とは?」に則ったものでしたが、偶然にも自分が普段から心掛けていることと同じで少し驚きました。

作詞に関しては、自分は全くの素人だったので、今回のセミナーで「何を目安にして作詞すればいいか」をある程度掴むことができました。「歌詞はポエムではない」という話を聞いたので、自信をもって作詞していこうと思います。

ミックス講座

 続いて講師をしてくださったのは、レコーディング・ミキシングエンジニアの戸田清章さんです。こちらの講座では、「そもそもミックスとは何か?」という根本的な問いかけと、それを意識した本格的なミキシングテクニックを教わりました。

エフェクター自体の使い方などは、ネットのページや参考書で勉強していて知っていたのですが、「何のためにそのエフェクターを使うのか?」という目的をあまり考えずに使っていたので、今までの自分のミキシングを見直すいい機会になりました!

今回はボーカル処理のテクニックを教わりましたが、さすがはプロ!といった感じです…洗練され過ぎてただただ圧倒されるばかりでした(汗)

全てメモを取りましたが、自分がこのレベルに到達するにはまだ時間がかかりそうです(笑)これから少しずつ練習していこうと思います。

 

セミナーを終えて

今回のセミナーを通して、プロの方々がどういった考え方で曲を作っているのかを知ることができました。

また、会場にいたほとんどの方が絶えずメモを取っていたり、質問タイムでも絶えず質問があったりと、参加者の意識の高さを実感しました。

個人的にもとても役立つセミナーだったので、また次回があれば参加したいです!

 

※この記事は12月4日に書いていますが、DTMステーションのページを見た限り札幌と仙台はまだ席が空いているようなので、近くにお住まいで興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか?

 

それでは、今回はこのくらいにします!

 

ではではノシ

 

2018/1/11 追記

名古屋(1月20日)、東京(2月18日)での追加実施が決まったようです!

www.dtmstation.com

2017年秋M3にサークル参加します

ご無沙汰してます。中パンダです。いまさらではありますが、前回の夏コミで2ndアルバムが完売になり、大変うれしく思います!ありがとうございます!

夏コミ後は諸事情でばたばたしておりましたが、秋M3には参加できそうです

 

同人音楽サークルPND音楽館は来る10月29日(日)に東京流通センターで開催されるM3にサークル参加します!

配置スペースは第一展示場 H-21b です!

残念ながら、今回も新譜はありません。新譜を期待されていた方、ごめんなさいm(_ _)m

今年春M3で発表した「Dawn Sounds Jouney」と去年夏コミで発表した「Shining Days Memory」を持っていきます。

 

当日イベントにいらっしゃる方は、足を運んでくださると嬉しいです!

C92にサークル参加します

どうも、中パンダです。

今年の夏コミが今月11~13日に迫り、夏コミに向けた準備も大詰めを迎えている方も多いことと思います。

当サークルも夏コミにブースを出展するので、今回はそのお知らせです!

 

同人音楽サークル「PND音楽館」はコミックマーケットC92にサークル参加します!

配置スペースは1日目(金) 東へ16aです!

 

今年春のM3で頒布したCD「Dawn Sounds Journey」、ちょうど1年前の夏コミで頒布したCD「Shining Days Memory」、そして去年春のM3で頒布したCD「Cherry Blossom Sounds」の3種類を頒布します!

(実はこの夏コミに向けて新譜を用意していましたが、先述の理由から、頒布を見送ることにしましたm(_ _)m)

次回のイベント参加は10月29日の秋M3になるので、それに向けて制作に励みます!

 

それでは、当日ブースにてお待ちしています!(`・ω・´ )

インドネシアから帰国後、腸炎で入院した

お久しぶりです、中パンダです。

約3か月ぶりの更新となります(汗)

今回は私事&割と重めな話題になりますが、同じような症状に見舞われた方の参考になればと思います。

 

7月22日~29日まで、大学の関係でインドネシア渡航していました。29日の朝に日本に帰国し、家族や友人、サークルのメンバーにお土産を持っていき、土産話で盛り上がる・・・

そんな予定でした

 

 

しかし、帰国して待っていたのはあまりにも辛い現実でした。

 

 

帰国の翌日、30日の正午ごろ、妙な倦怠感を覚えた僕は念のため体温を測ってみることに。すると、38.5℃とかなりの熱がありました。

これはまずいと思い、すぐに病院へ行こうとしましたが、日曜日だったため応急外来へ行くことにしました。というのも、インドネシアを含めた東南アジアへ渡航した人が現地で感染症にかかってしまい、帰国後に発症するというケースがあると聞いていたからです。

しかし、応急外来には十分な設備がなく、翌日に改めて病院で診てもらうよう言われました。

 

ここから病状が急激に悪化していきました。

 

応急外来から帰った午後5時ごろ、改めて熱を測ってみると39.3℃になっていました。体もフラフラで立つことすらままならない状態です。それから間もなく全身の関節痛も始まりました。

午後7時ごろ、下腹部の痛みが現れ始め、その数分後に下痢の症状が始めました。それも、最初は1時間に1回程度だったものが午後9時ごろには20分に1回トイレに駆け込まなければならないほどに悪化しました。

 

一応、応急外来で解熱剤をもらったので、応急処置的に飲んで熱を下げることに。そしてそれが効いたのか、熱は37℃台まで下がりました。(今考えると、この措置は間違っていたのかもしれません・・・)

 

明日まで耐えれば診てもらえる・・・

 

そう思いながら、ベッドで眠りにつきました。

しかし午前1時ごろ、全身の関節痛が強烈になり、あまりの痛さで目を覚ましました。じっとしていることもできないほどに強烈で、全身の皮膚が過敏に反応しまくります。

下痢も起きた瞬間始まりました。

さらに、下腹部の痛みに加えて今度は上腹部(胃のあたり)の痛み吐き気も始まりました。胃の中は空っぽのはずなのに、30分に1回の頻度で嘔吐、それとは別に1時間に1回の頻度で下痢をするという悲惨な事態になりました。当然寝ることなどできず、そのまま朝を迎えて病院へ直行しました。

 

インドネシアへ行っていたということもあり、病院ではいろいろな検査を受けました。

  • インフルエンザの検査
  • 検尿
  • 検便
  • 血液検査
  • CTスキャン
  • レントゲン
  • 腸のエコー検査

合計7つの検査を受けました。

検査の結果、大腸のほぼ全域と小腸の一部に炎症が起こっているというもので、点滴治療入院を余儀なくされました。

入院中に医師から言われたですが、検便からカンピロバクターが検出され、この炎症はそれが原因の可能性が高いとのことです。

カンピロバクターとは

 

潜伏期間は2~5日とあり、最初に症状が現れたのが帰国翌日であることから、渡航先で生水、もしくは生焼けの鶏肉を食べたことが原因と考えられます。

生水に関しては、水道水はもちろん、レストランなどで提供される飲み物に入っている氷も口に入れないよう心掛けていました。

可能性として高いのは、生焼けの鶏肉を食べてしまったというものです。今回の渡航では滞在中ほぼ毎食鶏肉を食べていました。特に、夕食は市内の屋台で食べることも何回かあり、屋外で食べる関係上肉の焼き加減が見分けつかない状態でした。(これはインドネシアに限らず、日本国内の店でも同様に注意が必要です)

 

海外へ渡航する際は、日本には存在しない感染症などに注意して行かなければなりません。滞在中の行動も、病原体をもらってしまわないよう細心の注意を払う必要があります。発展途上国は特に注意が必要です。しかし、どれだけ対策をとっても病気にかかる時はかかります帰国して少しでも体の異変を感じたら、迷わずすぐに医療機関で検査を受けることを勧めます。そして必ず、海外へ渡航していたことや渡航地域、滞在期間などの情報を伝えてください。

www.forth.go.jp

 

結果として自分は入院治療を受けることになりましたが、3日後には体調も比較的よくなり、病室のベッドの上でこのブログを書いております。

近々退院できると医師に言われていますが、それまでに予定していた約束を全てキャンセルするのはかなり辛かったです。

1週間後の夏コミには間に合うらしいので、ブース出展はできそうです!また後ほど夏コミ関係の記事を書きます。

 

それではノシ

 

8/8追記

退院しました!

関西コミティア50にサークル参加します

どうも、中パンダです。

2週間ほど前のM3ではたくさんの方にCDを手に取っていただき、本当にありがとうございました!!試聴した後に感想を言ってくださった方もいて、嬉しい限りです(*´∀`*)

また、一時は新譜の当日搬入分が無くなりそうになり、それだけ多くの方に手に取っていただけたんだとしみじみ思っています!と同時に、次回以降は搬入数を増やして、品切れを起こさないようにしたいと思います!

 

さて、直前の告知(汗)ですが、同人音楽サークルPND音楽館は明日5月14日(日)にインテックス大阪で開催される関西コミティア50にサークル参加します!関西でのイベントにサークル参加するのは今回が初めてになります。

配置場所は2号館 S-40 です!!

 

M3で頒布したばかりの新譜「Dawn Sounds Journey」をはじめとしたオリジナルインストCDを頒布します!

頒布内容は以下の通りです↓

・Dawn Sounds Journey(2017年春M3)500円

soundcloud.com

・Shining Days Memory(2016年夏コミ)500円

soundcloud.com

・Cherry Blossom Sounds(2016年春M3)500円

soundcloud.com

 

当日イベントに来られる方はぜひ!こちらのブースにも立ち寄っていただければ(´∀`)

2017年春M3にサークル参加します

お久しぶりです、中パンダです。

 

前回の更新から4か月も経ってしまいました(汗)

この間に自分の周りの環境も大きく変わり、いろいろとばたばたした生活を送っています(´∀`;)

 

さて、同人音楽サークルPND音楽館は来る4月30日(日)に東京流通センターで行われる同人音楽即売会M3にサークル参加します!

配置場所は第二展示場1階 え-29a です!

 

去年夏コミ以来となる新譜「Dawn Sounds Journey」を頒布します!朝の旅立ちを感じさせるような、ピアノ中心のさわやか系インスト曲を5曲収録しています!

価格は500円です。

soundcloud.com

素敵なジャケットはいつもお世話になっているぱちお君に描いていただきました!ありがとう!

 

このほかにも、去年夏コミで頒布した「Shining Days Memory」と、ちょうど一年前の去年春M3で頒布した「Cherry Blossom Sounds」も持っていきます。

 

当日はブースにてお待ちしております(´∀`)

CubaseのSideChainボタンが出ないコンプでSideChainを設定してみた

どうも、中パンダです。

冬コミの当落発表からはや1か月以上…いまだに自分が落ちたという実感が沸かず、コミケに向けてなんとなくそわそわしてしまいます(笑)

次は受かるといいなぁ…(´・ω・`)

 

 

さて、今回は作曲について少し技術的なことを書いていきます。

DTMの技法のひとつに「サイドチェイン」というものがあり、EDM系の曲を作っておられる方々にはかなり馴染み深いと思います。

偏ったDTM用語辞典 - サイドチェイン:Side Chainとは - DTM / MIDI 用語の意味・解説 | g200kg Music & Software

エフェクトのかかり具合をエフェクトをかける対象の音とは違うトラックの音で決める事。

例えばバスドラが鳴った瞬間にベースにコンプがかかり、ベースがうねって聞こえる…なんていう使い方はよくあると思います。

Cubaseの場合、付属のコンプであれば、下のように枠部分にサイドチェインボタンがあり、ボタン一つでサイドチェインを設定することができます。

まずサイドチェインをかけたいトラックにコンプをインサートし、サイドチェインボタンをポチッと押します。

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すると、オーディオSendsにSide-Chainsの項目が追加されるので、サイドチェインのトリガーとなるトラックのオーディオSendsをこれに割り当てましょう。

 

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これで出来上がりです。非常に簡単です。

 

しかし!!

 

これはCubase付属のコンプで試した場合ですが、付属でない他のコンプ(例えば下のようなもの)をサイドチェインに使いたい場合、このサイドチェインボタンがないという状況があるようです。(自分の環境ではボタンがありませんでした…)

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他社製の場合、そもそもサイドチェインができないものもありますが、コンプの画面内にサイドチェインのボタンがあるので、ここをポチッと押せばいけるのでは・・・

・・・

 

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 !!!

オーディオSendsにサイドチェインの項目がない!!

 

これでは、サイドチェインを設定することができません。

 

これを何とか使えるようにできないだろうか…

 

そう考えた僕はネットを探し回り、一つの記事にたどり着きました。

support.native-instruments.com

Native Instruments社のページで、Cubase 5 / 6でサイドチェインを設定する方法が紹介されています。

僕はCubase Pro 8ですが、この方法が使えるかもしれません!

 

やってみました

 

まずは下準備をしていきます。

空のプロジェクトを開き、上の選択項目から、デバイス>VSTコネクションをクリックします。

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すると、下のようなウインドウが開くので、グループ/FXを選択します。

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ここで、「グループを追加」をクリックします。

構成のところから詳細設定>Quadroを選択し、「トラックを追加」をクリックします。

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すると下のように、Group1というパスが追加されます。ここで、Group1の上で右クリックし、「"Group1"にチャイルドパスを追加」から「Stereo」を選択します。

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もう一度Group1の上で右クリックし、今度は「"Group1"にチャイルドパスを追加」から「Stereo(Ls Rs)」を選択します。

すると、このようになります。

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これでVSTコネクションの設定ができました。

 

次は、トラック・エフェクトの追加をしていきます。

先ほどVSTコネクションでグループチャンネルを追加したため、プロジェクト内に新たにグループチャンネルトラックができました。

ここにコンプをインサートします。

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次に、インストゥルメントトラックを追加します。

今回は、ベースとバスドラの2トラック用意し、ベースに対してサイドチェインをかけたいと思います。

 

ベース用のトラック(今回はHaLion Sonic SE)を追加して

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バスドラ用のトラック(今回はGroove Agent SE)を追加します。

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適当にフレーズを打ち込んで

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ここまでできたら、下準備は完了です。

 

いよいよ、トラックの設定に入ります。

各トラックの左上の方にある「e」に似たマークをクリックし、チャンネル設定の編集を行います。

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下の画面が開いたら、ルーティングの設定を変えます。

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デフォルトでは「Stereo Out」になっていると思いますが、ベースのトラックではそれをGroup1>「Stereo」に設定します。

同じようにして、バスドラのトラックも設定していくわけですが、今度はGroup1>「Stereo (Ls Rs)」に設定します。

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これで設定は完了です。

 

あとはコンプのサイドチェインを有効にして

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再生すれば・・・

 

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出来上がりです!

このときバスドラのトラックから音は出ません。

 

少々面倒くさかったですが、なんとか設定することができました(^^;)

 

ちなみにこの方法だと、コンプのかかり具合等の調整が非常に楽になります!

特に工夫がない場合、サイドチェインをかけたいトラック全てにコンプをインサートする必要があります。さらに、1トラックのコンプ設定が変われば残り全てのコンプの設定も変えなければなりません

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今回紹介した方法だと、Group1>「Stereo」のルーティングに複数トラックまとめて設定することで、グループトラックにインサートしたコンプ1つで調整することができます。

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コンプのスレッショルドレベルやリリースといった、曲全体のグルーブに関わるパラメータの調整がとても楽になります

 

Cubaseのサイドチェインボタンがなくても、コンプが対応していればDAWの設定でサイドチェインができることがわかりました。

皆さんもこの手法を使ってみてはいかがでしょうか?

 

長くなりましたが、今日はこの辺にしておきます(´∀` )

 

ではではノシ